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ココアとコーヒーでカフェモカ!作り方と効果を紹介(レシピあり)

コーヒーやココアといえば、カフェの定番メニューとして人気の飲み物です。

最近では自宅で過ごす時間が増えたため、自分で入れて飲む機会が多くなった方もいるのではないでしょうか。

どちらも見た目は似ているものの、原材料や成分などの具体的な違いはあまり知られていません。

そこで今回の記事では、コーヒーとココアの違いについて徹底解説していきます。

他にもコーヒーとココアを割って作るカフェモカのレシピもご紹介しますので、要チェックです。

目次

似てるようで違う!ココアとコーヒー(珈琲)の違い

ココアとコーヒーの間にある、明確な違いについて詳しく解説していきます。

原材料の違い

ココアは「カカオ」という樹木に実る果実から取れる種子を原材料としています。

この種子を加工したものはチョコレートの原材料としても有名です。

製造方法に違いはありますが、ココアはチョコレートによく似た飲み物と言えます。

一方でコーヒーは「コーヒーノキ」という、ジャスミンに似た花を咲かせる植物の果実から採れる種子を原材料としています。

その果実を加工したものが、コーヒーショップやカフェでよく見かける「コーヒー豆」です。

加工方法の違い

ココアとコーヒーの加工手順は、大きく分けると以下の通りです。

●ココア

  1. カカオから果実を収穫する
  2. 果実から取り出した種子を乾燥する
  3. 乾燥した種子を焙煎
  4. 皮を除去してすり潰し「カカオマス」になる
  5. カカオマスから脂肪分を分離する
  6. 脂肪分が分離して塊になったカカオマスを砕いて粉末状にする
  7. 砂糖や粉乳などを加えたものをお湯や牛乳で溶かし「ココア」になる

●コーヒー

  • コーヒーの木から果実を収穫する
  • 果実から種子を取り出し乾燥して「コーヒー豆」になる
  • コーヒー豆を焙煎する
  • 焙煎したコーヒー豆を砕いて粉末状にする
  • 粉末状のコーヒー豆にお湯や水を注いで抽出したものが「コーヒー」になる

主な有効成分の違い

ココアの主な成分は、活性酸素を抑制させる効果があるカカオポリフェノールです。

老化やガン、生活習慣病の要因となる活性酸素の抑制により、健康的な体を保てます。

他にも整腸作用やコレステロール値を下げると言われるリグニンが含まれていて、「メタボ」改善にも効果的です。

コーヒーに含まれる成分といえば脳を活性化させるカフェインが有名ですが、実は更に多く含まれているのがポリフェノールの一種であるクロロゲン酸です。

クロロゲン酸には抗酸化作用や脂肪の蓄積を抑える効果があると言われています。

カフェイン含有量の違い

コーヒーとココアのどちらにもカフェインが含まれています。

カップ1杯分の含有量の違いはどれほどあるのでしょうか。

参考として、同じくカフェインを含む飲み物である紅茶と比較してみましょう。

飲み物カフェイン量
コーヒー60mg
ココア45mg
紅茶30mg

コーヒー

コーヒーの場合、100mlあたりに含まれるカフェインは60mgです。カップ一杯分を140mlとすると、カフェイン量は84mgとなります。

この数値はコーヒー豆から抽出したコーヒーのカフェイン量とされていて、インスタントコーヒーのカフェイン量は100mlあたり57mgとされているので、豆で抽出するよりも少ないです。

ただし、コーヒー豆の種類や入れ方、焙煎によってカフェイン量は異なります。

ココア

ココアの場合、同じくカップ一杯分を140mlすると、45mgのカフェインが含まれています。砂糖や粉乳が混ざっているミルクココアの場合は、更に微量となります。

紅茶

紅茶のカフェイン量は、茶葉5gを360mlの熱湯で抽出した場合100mlあたり30mgとなります。お茶といえばカフェイン量が多いイメージがありますが、以外にも少ないことが分かります。

カロリーの違い

コーヒー(ブラック)6kcal
ココア(ピュアココア)16kcal

コーヒーは、ブラックコーヒーの場合カップ一杯分あたり6kcalです。

牛乳を入れると30kcal程度、砂糖を入れると45kcal程度になります。

ココアの場合、脂肪分を分離したカカオマスを粉末状にしただけの「ピュアココア」はカップ一杯分で16kcal程度、砂糖や粉乳を入れて加工した「ミルクココア」は82kcal程度です。

ブラックコーヒーとピュアココアではほとんどカロリーに差はありません。

ココアとコーヒー健康に良いのはどっち?

1杯あたりのココアとコーヒーに含まれる主な栄養素は以下の通りです。

スクロールできます
栄養成分ココア(ピュアココア)コーヒー(インスタントコーヒー)
エネルギー16kcal6kcal
たんぱく質1.1g0.29g
脂質1.2g0g
炭水化物2.1g(糖質:0.1g、食物繊維:1.4g)1.1g
食塩相当量0.001~0.007g0.0g

表を比較しても分かるとおり、栄養素が豊富に含まれているという観点からみるとココアの方が健康に良いと言えます。

特にカカオポリフェノールや食物繊維が多く含まれているため、スーパーフードとも称される嗜好飲料です。

ただし、脂肪燃焼効果が期待できるカフェインはコーヒーに多く含まれています。

ダイエットをしたい方はコーヒー、栄養素を補うアイテムのひとつとして活用したいならココアといったように、ご自身の志向に合わせて選ぶとよいでしょう。

通販で買えるおすすめのココア

自宅にいながら簡単に購入できるココアのおすすめ商品をご紹介します。

キーコーヒー ストレートココア

キーコーヒー ストレートココア
Photo by keycoffee

キーコーヒー独自のテイストを味わえる、ホットとアイスどちらにも対応した飲料タイプのココアです。

なめらかな口当たりと豊かな風味は、大人から子供まで楽しめます。

ブルックスコーヒー ココアラテ

Photo by brooks

粉末状なので、お湯を注ぐだけで簡単においしいココアが飲めます。

ふわふわでクリーミーな泡立ちと濃厚な味わいが好評です。

こちらもホットとアイス、どちらの楽しみ方もできます。

効果倍増!ココアとコーヒー両方を一緒に取る方法

ココアにもコーヒーにも、それぞれ体に嬉しい成分が入っています。

同時に取れて、尚且つおいしく楽しめる方法をチェックしましょう。

ココアとインスタントコーヒーで作る簡単「カフェモカ」

カフェのメニューで目にすることがある「カフェモカ」とは、どんな飲み物であるかご存じでしょうか。

ここでは、ご自宅でも簡単に作れるカフェモカのレシピをご紹介します。

ココアとコーヒーを混ぜると名前は何になる?

ココアにコーヒーを混ぜると、「カフェモカ」と呼ばれる飲み物になります。

モカコーヒーというコーヒー豆の風味がチョコレートに似ていることから、チョコレートやココアにコーヒーを混ぜた飲み物の総称としてカフェモカと呼ばれるようになりました。

レシピ

スーパーやコンビニでも手に入るココアとインスタントコーヒーを使って、実際にカフェモカを作ってみましょう!

基本的な材料は以下の通りです。

  • インスタントコーヒー
  • 粉末タイプのミルクココア
  • お湯(お好みで温めた牛乳も可)
  • お好みのトッピング
STEP
インスタントコーヒーとココアを混ぜる
STEP
お湯または温めた牛乳を注ぎ、よくかき混ぜて溶かす
STEP
お好きな材料をトッピングして完成!

今回は泡立て済みのホイップクリームとココアパウダーをトッピングしましたが、他にもマシュマロやシナモンパウダーなどを使ってもおいしくなります。

マシュマロクッキー コーヒー&ココア

飲み物だけでなく、食べ物でもココアとコーヒーを同時に楽しめます。

特におすすめなのが、ココアとコーヒーの粉末を生地に練り込みマシュマロを包んだクッキーです。

スターバックスではマシュマロを包んだココアクッキーが人気ですが、更にコーヒーを混ぜることにより深みのある香りと味わいを感じられます。

まとめ

今回はココアとコーヒーの様々な違いに加え、同時に楽しめる「カフェモカ」のレシピなどをご紹介しました。

今回の記事を参考に、お家で簡単にカフェ気分を楽しんでいただけると幸いです。

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